2022年6月:離婚による任意売却 sale
今回、住宅ローンの返済ができなくなり、ご相談をいただいたのは、栃木県にお住いのS様。
S様は、ご結婚を機にご自宅を新築で購入しご家族と一緒に居住しておりました。しかし数年後、消費者金融や勤務先からの借金と収入下落が理由で住宅ローンの返済ができなくなり、やがて夫婦仲は悪くなり、離婚をすることになりました。そのタイミングで自宅の売却をしたいと弊社のホームページから任意売却のお問合せをいただきました。
S様から弊社へ任意売却の依頼を受けた時は、住宅ローンの滞納3か月でS様はすでに引越しをされておりご自宅は空室の状態でした。
S様は住宅ローンの他にも消費者金融などから借金をしており返済が厳しい状況だったので自己破産を検討していました。そこで弊社から色々とアドバイスをさせていただき、自己破産の前にご自宅の売却を行う方がメリットがあるので、先に家の売却を進めることになりました。
その後は、S様に代わり金融機関や買主様との交渉や任意売却の手続きを進め、任意売却の依頼を受けてから8か月ほどで住宅ローンの残債は残りましたが、S様の納得する価格で買主が見付かり売却をすることができました。
今回の任意売却でポイントだったのは、離婚をした配偶者がご自宅の共有持分を持っていたことで配偶者の協力が必要なことでした。当初、配偶者は離婚のショックもあり、協力的ではありませんでしたが、配偶者のご両親にも私から説明して協力をしてもらうことができ、最終的にはS様と配偶者は一度も会うことも無く売却をすることができました。
経済的な理由や借金から離婚になるケースは多いと思います。離婚後のご自宅の売却で悩んでる方、ぜひ一度弊社までご相談いただければお力になれると思います。
監修者情報
リッチ・マネジメント合同会社
代表者 大和田豊
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