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2022年1月:一時的な思わぬ出費による任意売却 sale

2022年1月:一時的な思わぬ出費による任意売却

今回、住宅ローンの返済ができなくなり、ご相談をいただいたのは、富山県にお住いのS様。

S様は、ご結婚をして数年後にご自宅を新築で購入しご家族で居住しておりました。しかし約10年後のある日、通院中の歯医者の治療費が高額になってしまい、その支払とたまたまその時期は収入が少なかったことや預貯金がなかったことで、住宅ローンの返済ができなくなりました。滞納から数ヶ月後には返済はできる想定をしていましたが収入もなかなか戻らず滞納も半年間を過ぎ、やがて金融機関から一括返済を求める通知が届いてしまい、そのタイミングで弊社のホームページから任意売却の依頼をいただきました。

S様のご自宅の査定額は、残債を下回る査定となったので金融機関と任意売却をすることで手続きを進めていきました。

S様の希望は、ご自宅に住み続けたいとのことでしたので、残債を一括返済するかリースバックをするしか方法はありませんでした。一括返済に関しては多額のお金は用意できないことから、リースバックで弊社の顧客に紹介をしました。その中から、物件エリア、築年数、利回りなど希望の条件に合った顧客を見つけることができ最終的にはリースバックを成功させることができました。

S様は住宅ローンの残債は数百万円残ってしまいましたが、家賃を払いながらこのまま住み続けることができ、特にこの家で生まれ育った子供のことを思うと非常に満足をしておりました。

今回のケースの様に、長い住宅ローンの返済期間中に一時的でも収入が減ってしまったり、急な大きな出費が必要になることは誰にでもあり得ることです。そうなったときにいかに乗り越えるか、収入を増やす努力、預貯金、無理のない住宅ローンの借入、そしてライフプランをよく考えることはとても重要なことだと思います。

監修者情報 リッチ・マネジメント合同会社 リッチ・マネジメント合同会社
代表者 大和田豊
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