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2021年12月:コロナ禍の影響による任意売却 sale

2021年12月:コロナ禍の影響による任意売却

今回、住宅ローンの返済ができなくなり、ご相談をいただいたのは、青森県にお住いのS様。

S様は、ご結婚を機にご自宅を新築で購入しご家族と一緒に何不自由なく生活しておりました。しかし、ご自宅を購入後間もなく、コロナ禍になってしまいS様はコロナにかかった訳ではなかったのですが体調を崩し当時勤めていた会社を休んでいたところ、会社からコロナを疑われ出勤を長い間断られ会社と揉めてしまいそのまま退職に至りました。

その後、収入が無くなり、コロナ禍の影響もあり仕事を見つけることができずにいると住宅ローンの返済をすることができず、金融機関からは督促や催促が届き生活も乱れてしまい、やがて家族は崩壊し離婚することになりました。S様一人では一軒家は必要なくなったことや収入に目途が立たないことから弊社のホームページから問い合わせをいただきご自宅の任意売却を進めることになりました。

S様から弊社へ任意売却の依頼を受けた時は、S様は遠方へ引越しをする直前の状況で住宅ローンの窓口は銀行から債権回収会社に移っておりました。弊社で債権回収会社と売却について手続きや交渉を始めましたがS様のご自宅は築数年と新しく住宅ローンの残債もほとんど減っていなかったので、債権回収会社としては完済に近い金額で売りたいが、それでは相場的に売却することができないので価格の交渉が続きました。債権回収会社と買主の価格の折り合いがつかず売却ができないでいると、やがて債権回収会社は競売申立てをする準備を始めましたが、競売申立てをするぎりぎりにどうにか債権回収会社と買主で価格の折り合いがつき最後の最後で売却することができました。

今回ポイントだったのは、S様は遠方に引越しをしたことでご自宅の引渡し時に青森県に戻る必要があることや住宅ローンの残債がほとんど減っていなかったため債権回収会社との価格交渉が非常にポイントになりました。

S様は、最後まで大変お忙しい中、弊社の協力に応じていただき、遠方に引越されても最後まで連絡をとることができましたし、ご自宅の引渡し時には青森県まで行っていただけました。また、債権回収会社とも交渉を続け、競売申立て直前でしたがどうにか売却することができました。

何らかのご事情で新築でご自宅を購入して間もなく住宅ローンの返済が厳しくなりどうしたらよいか分からない方はいらっしゃると思います。残債がほとんど減っていなくても任意売却はできますので住宅ローンの返済でお困りの方はぜひ弊社までご相談いただければと思います。

また、弊社は、一都三県を中心に日本全国で任意売却を対応しておりますので、遠方の方もお気軽にご相談いただければと思います。

監修者情報 リッチ・マネジメント合同会社 リッチ・マネジメント合同会社
代表者 大和田豊
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