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2022年4月:投資用ワンルームマンションを住宅ローンで購入による任意売却 sale

2022年4月:投資用ワンルームマンションを住宅ローンで購入による任意売却

今回、任意売却のご依頼を受けたのは、神奈川県にお住いのS様。

S様は、ご結婚をされてから数年後に、将来のために家賃収入を得るために金融機関から融資を受けて投資用ワンルームマンションを購入し、家賃収入を得て順調に融資の返済をしておりました。

しかし、購入資金の融資は、本来、投資用不動産に対しては金利の高い投資用の融資を受けなければならないのですが、物件購入時の不動産会社の虚偽の手続きによって、自己居住が条件で金利の低い住宅ローンを組んでおり、S様も悪いこととは知らずに不動産会社の言われるがままにそのまま住宅ローンで購入したのです。やがて数年後に融資をした金融機関に投資用不動産ということが知られてしまい、金銭消費貸借契約違反で残債の一括返済を求められました。S様は、残債を一括返済できる状況ではなく、ご家族で困惑して購入時の不動業者に連絡をしましたが、すでに廃業をしており連絡を取ることもできず、どうしたら良いか分からないタイミングで弊社のホームページから売却の依頼をいただきました。

S様の希望は、できるだけ高く売却して融資の全額完済、若しくは残債をできるだけ少なくすることでした。ただ、物件を購入してから数年しか経過しておらず残債もあまり減っていないこと、また物件は相場よりも高く購入していたことから完済する価格での売却は難しかったので、できるだけ高く売却して残債を少なくすることが最大の目標でした。

金融機関とも交渉をして販売価格が決まり、相場よりも高い価格で販売を開始しましたが、やはりなかなか反響や問合わせには繋がりませんでした。その後は金融機関と価格について交渉を続け、任意売却期間終了間際にS様の希望価格で買主が見つかり、金融機関の売却許可を得て売却することができました。

今回のケースは、住宅ローンの返済困難ではなく、本来投資用融資を使うべきところを住宅ローンを使って投資用不動産を購入して一括返済を求められました。

将来を考え、投資用不動産を始めるのは良いことだと思います。もちろん今回悪いのは虚偽の申請をした不動産会社ではありますが、結局は融資を受けたご自身の問題になってしまいます。多少なりともご自身で投資用不動産を勉強して不動産業者の言いなりにならないことが非常に大事になります。

現在、投資用不動産の購入を考えている方、始める前に多少なりとも勉強してから購入することを強くお勧めいたします。

また、すでに投資用不動産を購入して、今回のケースに当てはまるような方がございましたら、一度弊社までご相談いただけると幸です。

監修者情報 リッチ・マネジメント合同会社 リッチ・マネジメント合同会社
代表者 大和田豊
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