実績紹介

2021年7月:離婚をきっかけに任意売却 sale

2021年7月:離婚をきっかけに任意売却

今回、住宅ローンの返済ができなくなり、ご相談をいただいたのは、茨城県にお住いのH様。

本物件は、栃木県内にありH様はすでに茨城県のご実家に引越済みでした。

 

H様は、数年前までご夫婦で本物件に居住しており、離婚後お一人で住んでおりましたが一昨年、勤めていた運送会社の業績が悪くなり、収入が減り転職を余儀なくされ、住宅ローン返済が困難になりました。

当初、H様は他社の不動産会社に自宅の販売を依頼しておりましたが、販売価格が高すぎて売却することができず時間だけがすぎてしまい、金融機関からは一括返済を迫る通知が届き、このままでは競売になってしまい時間だけが過ぎていきました。そこで危機感を感じたH様は弊社ホームページから任意売却のご依頼をいただきました。

H様は、住宅ローンの他、無担保債権(カードローン、キャッシング)からも多額の借入れがあり、自己破産をするためにすでに弁護士に依頼しており、弊社はH様と弁護士と協力しながら任意売却を進めました。

物件は、室内がかなり傷んでおり、フルリフォームが必要なこと、外観も屋根と外壁塗装が必要なことから売却可能価格は相場よりかなり低い事が分かりましたが、債権者との協議の上、その相場より高い価格で販売をスタートしました。

販売開始当社は相場より高い価格ということもあり、反響や問い合わせがあまりなく内見があっても室内の傷み具合を理由にお断りされることがありました。

ただ、タイミング良く仲介会社からご紹介された物件の近くにお住いの方が周辺で戸建を探しており交渉の結果、販売を開始した価格で購入していただくことができました。

H様は、残債額の半分で売却できればと仰ってましたが、残債額を少し下回った価格で売却ができたことで買主様に感謝をしておりました。

 

H様から任意売却の依頼を受けた当初、携帯電話を持っておらず連絡がなかなか取れませんでしたが、途中で携帯電話をお持ちになり、それからは随時連絡を取るようになり私的な事を含め色々な話をするようになりスムーズに売却まで進めることができました。

また、H様はご自宅を売却後は自己破産をお考えでしたが、自己破産をすると大好きな車を手放すことになるため、今後は、弁護士と任意整理の方向で進めるようです。

多くの方が、住宅ローンや無担保債権(カードローン、消費者金融)の返済苦で自己破産を覚悟されますが、弁護士は不動産に関しては専門家ではないこともあり、引越費用の負担やリースバックなど依頼者のご意向に沿った売却ができないことが多いです。

ご自宅をお持ちで住宅ローンの返済に困っている方、一度弊社までご相談いただければと思います。

監修者情報 リッチ・マネジメント合同会社 リッチ・マネジメント合同会社
代表者 大和田豊
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