今回、住宅ローンの返済ができなくなり、ご相談をいただいたのは、神奈川県にお住いのS様。

S様は、ご結婚を機にご自宅を新築で購入しご家族と一緒に居住しておりました。しかし、数年後に離婚することになりご家族はご自宅を出ていき、S様一人ではご自宅は広すぎたため必要なくなったこととご家族への養育費や消費者金融からの借入れが増えたため、住宅ローンの返済をすることができなくなりました。そしてS様は弊社のホームページからお問合せをいただき任意売却を進めることになりました。

S様から弊社へ任意売却の依頼を受けた時は、住宅ローンの滞納2か月でS様はすでに仕事の関係で関西に引越しをしておりまして、ご自宅はすでに空室の状態でした。

任意売却を開始しましたが、住宅ローン返済を開始してからまだ数年しか経っていないため、残債がかなり残っていることで債権者の売出価格が相場より高くなってしまい、販売を開始してもなかなかお客様を見つけることができない状況が続いてしまいました。ただ、時間をかけて不動産市況を見ながら債権者と価格交渉を続け、同時に弊社お客様に営業をして、最終的に債権者と折り合いが付く価格で売却をすることができました。

今回ポイントだったのは、Ｓ様はすでに遠方に引越しをされていたこと。任意売却を進めていく中で物件所有者との連絡や書類のやりとりなどの協力は不可欠になります。

S様は、弊社にご依頼いただいてから売却まで約7か月ほどかかりましたが、弊社は遠方にお住いの方と不動産取引することも多く経験があることと、今回Ｓ様は弊社とのやりとりに協力的でスムーズな取引をしていただけたことで最後まで成功させることができました。

今回、Ｓ様のご自宅は売却はできましたがまだ残債は残っています。今後、S様は残債を返済していくつもりですが自己破産を考えており、弊社で自己破産に長けている弁護士を紹介して手続きを進めているところです。

様々な理由により住宅ローンの返済ができなくなりどうしたら良いか分からない方は、ご自宅を任意売却後に住み続けるなどの手段もありますので、ぜひ弊社までご相談いただければと思います。

また、弊社は、一都三県を中心に日本全国で任意売却を対応しておりますので、遠方の方もお気軽にご相談いただければと思います。

監修者情報 リッチ・マネジメント合同会社
代表者　大和田豊 詳しくはこちら